2020.04.17
応募書類( 職務経歴書 )作成で抑えるべき3点 <愛知の転職コラム Vol.004>
コンサルタントの内田です。
転職希望者の皆様のご相談の中で最も多いのが、応募書類の作成について。
ここで言う応募書類とは履歴書、職務経歴書を指します。
特に初めて転職活動をされる方にとってみれば、
数年、数十年ぶりに履歴書を作成する、職務経歴書は書いた事も無い、なんて方も多いと思います。
私自身もこれまで何度か転職を経験していますが、その度に最も時間を割いたのは、職務経歴書でした。
今回のコラムでは、「職務経歴書で抑えるべき3点」をお伝えいたします。
これまでの在籍社数が多かったり、キャリアが豊富な方ほど、当然書ける内容も多くなります。
そうなるとアピールしたい事も多くなります。
私もこれまで何社か経験をしており、職務経歴書を書いたら5枚でも収まらないボリュームになってしまった事が有ります。
しかしあまりに多い文章量だと、読みづらく、結局何が言いたいのかも伝わりません。
伝えたいことを簡潔にまとめて、アピールポイントを尖らせることが肝心です。
出来れば2枚、多くても4枚以内には収めるのがベストです。
いきなり書き始めるのでは無く、まずは自分のキャリアを振り返って、全体のアウトラインを固めていくと書きやすくなります。
全てをアピールするよりも、読む相手の事を考え、「読みやすさ」を重視する事が大切です。
読む側が知りたい事は、要は" どんな能力を持っている人材なのか "。
●●に取り組みました、●●に尽力しました、等書き方はいろいろありますが、
抽象的な表現だけで終わってしまうのは勿体ないです。
「●●という課題に対して、●●という仮説を立て、●●の様に実行し、●●という成果を残した」
という様な具体性が必要です。
出来れば数字で語る事が出来れば更にインパクトは増します。
ちなみに私は、これまで在籍してきた企業での自分の実績数値は常に記録として残してきました。
特段転職活動の為という意識は有りませんでしたが、結果的に職務経歴書作成時に役立てる事が出来ました。
応募先企業を想定して作成する事も非常に重要です。
どんな企業のどんな職種に応募するかで、
そもそもの自分のアピールポイント自体が大きく変わってきます。
分かりやすい例だと、
大手企業に勤めているとジョブローテーションで複数部署を経験する事も有ります。
その様な経歴をお持ちの場合は、次に応募する企業や職種によって
自分の最も活かせる経歴にフォーカスすると良いでしょう。
自分自身のどこにフォーカスすればより良くなるか迷う場合は
是非、担当のキャリアコンサルタントに相談しみてください。
「抑えるべき3点」と言いつつ、とても大切な事なので、もう1点。
経歴を正確に記載する事は何よりも重要です。
履歴書にも関わる話になりますが、
「入社、退職、年月日、資格、賞罰」はもちろん、
1日でも在籍した企業は全て正確に記載してください。
誇大表現や記入漏れ等が原因で、入社後に大きなトラブル(解雇)等になるケースが有ります。
職務経歴書や履歴書の作成は、思いのほか時間がかかる作業です。
転職する事を決めたら、すぐに作成に取り掛かり、
キャリアコンサルタントとの面談までに大枠の作成をして頂くと、
より高い精度でマッチングを行うことができ、最適な求人案件のご紹介も可能になります。