2020.05.08
面接のポイント(一次面接、二次面接) <愛知の転職コラム Vol.007>
こんにちは、コンサルタントの池戸です。
書類選考が通過したら、いよいよ「面接」による選考がスタート。
中途採用の面接は、基本的に複数回(2~3回)行われることが多く、段階によって面接官や選考ポイントが異なります。
今回は役員クラスにて行われる最終面接の前段階、「一次、二次面接」について傾向やポイントを記載します。
一次、二次面接の面接官は「現場の責任者」「配属先のマネージャー」「人事担当者」が務めるケースが多いです。
そのため各面接官の立場で、以下のような点を確認します。
・第一印象、ビジネスマナー
・配属先部署メンバーとの相性
・応募者の経験・希望と自社業務のマッチング
特に即戦力を期待する中途採用の場合、これまでの経験やスキルとのマッチングを厳しくチェックされます。
転職理由や志望動機に加え、自身の経験や強みについてもしっかり語れるよう準備が必要です。
頻出の質問や伝え方のポイント等については、担当コンサルタントから面接前にご説明いたしますが、面接時に特に注意が必要なのは「質問に対する答えにズレがないか」ということ。
面接官の質問からズレた回答は「コミュニケーション能力が低い」という印象を与えてしまい、それだけで不採用という事も起こりえます。
例えば「自己紹介をお願いします。」という投げかけに対し、転職理由や志望動機まで話してしまう......など
(そんな応答普通はしないだろう)という事も、緊張感のある面接の場では頻繁に起こりえます。
また「話が長い」こともNG。
これまでの経験が豊富な方であるほど、企業に伝えたいことも多く、自然と話しが長くなりがちな傾向がありますが、話が長くなると、応答がズレやすくなるため注意が必要です。
どうしても話が長くなってしまう場合は、以下に注意して伝えるとよいと思います。
1、結論から話す
「志望動機は○○です。その理由は△△~。」など結論を先に伝え、理由や経緯を付け足す話し方です。
2、話しをブロック分けする
「転職理由は2つあります。1つ目は□□~。2つ目は◇◇~。」など、話の全体像を最初に伝えます。
いつ終わるかわからない長い話も、全体像が見えることで聞き手も理解しやすくなります。
面接は「企業による応募者の選考」ではありますが、「企業を知る機会」として最大限活用することをおすすめします。
企業によっては会社見学などを設ける場合もありますが、多くの企業では面接が会社との唯一の接点となります。
企業の雰囲気を感じたり、 働く人とコミュニケーションが取れる限られた機会ですので、自身も会社を見定める場という事を意識してください。
そのために面接の最後に必 ずある「質問」の機会を活かしましょう。
「配属先部署の状況」「 入社後、まずはどの業務から着手するのか」など、実際に自分が働くことをイメージした 具体的な質問がおすすめ。
こうして集めた情報は、最終的に内定が出た場合の意思決定時に大いに役立ちます。
今回の記事は一次、二次面接に向けたポイントの一部のみですが、弊社では面接前に担当コンサルタントとの「面接対策」の機会を設けています。
その際に面接に向けたアドバイスをさ せていただいていますので、不安や疑問などは遠慮なく担当コンサルタントへお伝えくださいね。
この記事を書いたコンサルタント 池戸 岳