こんにちは。リージョナルキャリア愛知（運営：株式会社リンク・アンビション）のスタッフ、小林です。

先日、TIME誌が発表した「世界の最も素晴らしい場所50選」に「名古屋」が選ばれたのをご存じでしょうか？

名古屋は、日本3大都市でありながら、なぜか国内のイメージ調査ではいまひとつ魅力に欠ける都市とされてきました。（やるせない！）

そのため、この選出を意外に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

名古屋の魅力は「Anime and whiskey」

名古屋が「世界の最も素晴らしい場所50選」に選ばれたのには、名古屋近郊にある2つのスポットが大きく影響しているようです。

TIME誌の紹介文冒頭では、「名古屋は長らく東京から京都までの新幹線の途中停車地だった」「工業地で観光客は迂回する」といった辛口の説明をしつつも、「Anime and whiskey」というタイトルで、その魅力を紹介しています。

■ジブリパーク（長久手市）

名古屋のお隣の長久手市に2022年11月にオープンしたジブリパーク。

TIME誌では、「パーク建設に伴い、木を一本も傷つけないように」という宮崎駿の意向があったというエピソードを交えながら「自然に没入できる」空間として、その魅力を紹介しています。

世界的アニメーターである宮崎駿が手掛けるテーマパークとなれば、国内外から注目を集めることも納得ですね。

■サントリー知多蒸溜所（知多市）

名古屋市から車で30分ほどのところにあるサントリー知多蒸溜所は、サントリーグループのグレーンウイスキーとスピリッツの蒸留所。

国内では言わずと知れたサントリーウィスキー「知多」の原酒や、「響」「角瓶」などにブレンドされるグレーンウィスキーの生産を行っています。

複数タイプのウィスキー原酒を作り分けているのは世界的にも稀なんだとか。

サントリーウイスキー「知多」のボトルには「知多蒸留所謹製」の文字が。

日本酒の名産地でもある知多半島は、自然資源に恵まれており、佐久島・日間賀島・篠島といった離島はリゾート地として有名です。

名古屋という都会から少し足をのばせば、自然・歴史・文化を楽しめる観光スポットがたくさんあることを改めて感じますね。

「世界の最も素晴らしい場所50選」に輝く「名古屋」圏

今回は、ジブリパークや、サントリーの知多蒸溜所のほかにも、名古屋テレビ塔の中にある世界初のテレビ塔内ホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA」や、犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」など、名古屋圏一帯の観光や文化資産が評価されての選出でした。

もちろん名古屋にも、

など、世界に誇れる魅力があるのは言わずもがなです。

ちなみに、この50選に選ばれた日本の都市は、名古屋と京都のみ。

この選出をきっかけに、名古屋が世界から注目されるような魅力的な場所だということが、逆輸入のような形で国内に広がっていくとうれしいです。

（参考：TIME「THE WORLD'S GREATEST PLACES OF 2023」）

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