2020.06.19
Uターン・Iターン転職活動の期間 <愛知の転職コラムVol.013>
こんにちは、コンサルタントの池戸です。
弊社ではUターン・Iターン転職支援を行っており、
長期的なスパンで転職活動を検討している方からも数多くご相談いただいています。
その中で、例えば
"子どもの進学に合わせて来年の3月末までにUターンしたい" など
Uターン・Iターンの期日を設けている方から
「いつ頃から本格的に転職活動をスタートしたらいいですか?」と
質問をいただく機会が多いため、本記事にてご紹介させていただきます。
弊社でご支援させていただく一般的な転職活動期間は、
3~5か月程度となっています
(在職中の方でローカル to ローカルの場合など)。
主な活動ステップとしては以下のイメージです。
【転職準備】2週間程度
転職活動を行う方針の決定、書類の準備、応募先の検討などを行います。
このタイミングで弊社にご相談いただき面談をするケースが多いです。
【応募~内定獲得】2か月程度
気になる応募先をお伝えいただき、企業への応募に入ります。
≪参考記事≫:https://linkambition.jp/column005/
複数の選考が同時に進むため、特に在職中の場合は
面接のスケジュール調整に時間がかかる場合がありますので注意が必要です。
【内定承諾~退職交渉~内定先へ入社】2か月程度
内定承諾後、内定先企業への入社は、2か月程度が目安です。
在職中の場合は退職交渉がありますが、こちらもスムーズに進めるよう注意が必要です。
もちろん上記はあくまで目安であって、転職活動期間は様々ですが、
ご自身でスケジュール目標を設定し計画的に進めている方が、
転職活動を長引かせず効率的に活動している印象です。
またこのスケジュール感は
20代から30代前半の課長職以下の転職で多くみられますが、
弊社のご支援するケースの多い、部長職、執行役員クラスのレイヤーの転職の場合、
1年以上のスパンで転職活動を行うこともあります。
Uターン・Iターンの場合は、
企業訪問時の移動に時間がかかるため、面接日程調整により時間がかかる傾向があります。
現在はWeb面談も増えておりますが、訪問での面接も想定し、余裕をもったスケジューリングが必要です。
またUターン・Iターンの時期が半年~1年程度先での選考の場合、
応募先の企業の募集背景次第でお見送りになるケースもあります。
例えば「欠員補充」が理由でしたら、
企業としては一刻も早く入社してくれる人材を優先する傾向があります。
逆に特定の部門の強化などの理由の場合、
求職者のスキルや経験を重視するため入社時期に関して調整できる余地があり、
また事業継承などによる幹部クラスの募集などでは1年~2年の期間で採用を行う場合もあります。
そのため、気になる求人があれば募集背景をエージェントに聞いてみるのがおすすめ。
Uターン・Iターンを考えている方は
「地方に転職する予定だけど相談するにはまだ早いかな」というタイミングで相談し、
スケジュール感を共有することでスムーズな転職活動ができると思います。
最後に昨今では新型コロナウイルス感染拡大の影響が転職活動期間にも影響が出ています。
訪問規制により選考がストップしている企業もあれば、
逆にWeb面接のみで内定がでてスピーディーに選考が行われる企業など様々です。
こういった情報は企業と直接やりとりをしている我々コンサルタントが把握しているので、
応募先企業を決める際に併せてご確認ください。
希望のタイミングでの転職が実現するために余裕を持ったスケジューリングをご提案できればと思います。
今回のコラムを書いたコンサルタント:池戸 岳