2020.04.03
転職エージェント(人材紹介業)の使い方 <愛知の転職コラム vol.001>
こんにちは コンサルタントの種市です。
今回は有効な転職エージェントの使い方について書いていきます。
初めて利用される方向けになりますが、これまでエージェントを利用されたことがある方も1と3は参考になるかもしれません。
ちなみに転職エージェントとは厚生労働省からの人材紹介業の許認可を受けた事業となります。
「人材紹介会社」「転職エージェント」「ヘッドハンティング」など呼び方も様々ですがここではエージェントと書いていきます。
よく聞かれる人材派遣業とは免許が違く、直接雇用の斡旋となります。
1、各会社の違い
2、ご利用の流れ
3、利用するメリット
ネットで調べてもたくさんのエージェントがでてきます。どの紹介者を選べば良いのかわかりづらいと思います。
業界特化、世代特化などタイプの違いがありますが弊社はエリア特化型で、愛知に事業所がある企業のハイクラスからローキャリアまで全ての求人を扱っています。
支援方法として、転職相談を受けるキャリアアドバイザー、企業担当のリクルーティングアドバイザーの役割を分担する片手モデル、各コンサルタントが両方担当する両手モデルがあります。
両手モデルの方が双方にとってマッチング精度は高いとされており弊社は両手モデルとなります。エージェント利用あるあるとして、たくさんの求人を案内されたのに全く書類選考が通らないケースを相談されますが、一因としてそもそも企業の採用ターゲットと全く合っていない(年齢層・転職回数などの足切り条件)求人が案内されている事があります。
ビジネス効率だけ考えれば片手の方が良いのは事実ですけどね...。
またご登録〜ご支援の期間が一般的に大手エージェントでは2、3ヶ月の支援期間があります。弊社はUターン支援している事もあり、今すぐの転職活動ではない事も多いので支援期間は設けていません。最初のご登録から2年3年後に決定する事もあります。
初回面談では担当コンサルタントから、最初にご相談内容はございますか(的な)質問からスタートします。
これはご登録の目的が求人案内をしてほしいだけではなく、キャリアの相談をしたい、転職はまだ先で考えていて状況を知りたいなど一概に言えないためです。
転職は良くも悪くも大きく人生に影響するので安易に進めないように、まずは今のお気持ちを知ることから始めようという考えです。
(この辺のスタンスは各エージェントによって異なります)
転職を考えている方にとって最大のメリットは自分にあった求人(企業)に転職できるかということになると思います。
この場合、保有求人数が多いことが理論上は良さそうですが、タイミングキャッチが前提となる中途採用市場では転職活動している時に顕在化している希望通りの求人に出会える事は稀です。
その上でエージェントができることとしてニーズを作り出すことができます。
ポジションメイクと呼ばれるものです。一般的に求人が顕在化するには、組織内で〔ニーズ発生→条件策定→各採用支援サービス〕という流れになりますが、実際は条件化されていない人材ニーズは無数に存在しています(特に経営者層に)。
そこで企業担当が各企業のニーズや課題に合わせてポジションを提案し創出する方法です。
実現できる例は多くはありませんがここが紹介業の使いどころとしてみても良いかもしれません。
長くなってきたので今回はここまでにしますが細かい質問などは各担当に聞いてみてください。
それぞれの詳細についても今後のコラムで触れていきたいと思います。