2020.09.04
私の地方Uターン転職体験記 第1回「地方の求人案件を探す」 <愛知の転職コラム Vol.021>
こんにちは、コンサルタントの内田です。
いつもは、U・Iターンを希望される求職者の方々の転職支援をさせて頂いていますが、
そんな自分も過去にUターン転職をした一人です。
かなり時間が経過しており、その時とは状況は異なるものの、
当時を思い出しながらUターン転職で体験した事をまとめました。
私の地方Uターン転職体験記シリーズとして、
皆さんに 地方へのUターン転職で
私が実際に経験したことや感じたことをお伝えしていきたいと思います。
第1回は、「地方の求人案件を探す」です。
❚ 1.地方の求人案件を探す
これが一番大変で苦労しましたし、一時は絶望しました。
首都圏に住みながら地元の求人を探す為に、
PCの前に座り転職サイトを見ながら
何時間もひたすらマウスをスクロールさせていました。
Uターン転職ですので、転勤の可能性が有る求人案件は対象外になります。
そうなると、一気に対象案件数が激減。
更に自分のスキルを活かせて、希望の年収を得られて、となると応募できる案件はほぼゼロ件。
その結果を見て愕然とし、それまで何度か転職を経験してきましたが、
初めてハローワークに訪問。
それでも希望の案件は見つかりませんでした。
最終手段として選んだのは、気になる企業をピックアップ
(営業的に言うとリストアップ)して、
上から順に人事宛に直接電話をして中途採用ニーズが無いか聞いていくという
極めて地道な作業でした。
(営業経験が有ったのでこの手の作業は苦になりませんでした)
しかし私のやる気とは裏腹に結果は思わしく無く、
一向に転職活動は進みません。
(電話がけで自分の転職先は見つかりませんでしたが、
なぜか地元で転職先を探していた友人に
ピッタリの転職先を開拓できてしまい友人に連絡→彼はその後入社)。
色々と手を尽くしましたがどれも成果が無く
「地元に帰るのは諦めた方がいいのか」と、
昼休みに横浜の山下公園で茫然としていた事も今でも思い出します。
その後暫くして、昔の仕事の縁がきっかけで、
とあるキャリアコンサルタントの方とお会いする事になりました。
当時は転職と言えば大手求人サイトで探して応募するのが主流でしたので、
キャリアコンサルタントの方とお会いして何がどうなるのか半信半疑でした
(今思えばとても失礼ですが)。
しかし、お会いした事で、それまで全く進展しなかった
私のUターン転職活動が一気に動き出す事になります。
履歴書と職務経歴書を持参して、とあるカフェでお会いしました。
これまでの経歴を細かくお話し、いくつかの企業をその場でご紹介してくれました。
驚いたのは、紹介された企業は何十回も見つくした転職サイトには
これまで一度も掲載されていない企業ばかりだった事です。
且つ情報がとても詳細で、いいことばかりでは無く、
覚悟した方が良い大変な側面も教えて頂きました。
その場で応募したい企業を決め、書類選考を依頼しました。
あれだけ自分で探したのに、実は世に出ていない採用ニーズが存在しているんだと改めて実感した瞬間でした。
次回、私の地方Uターン転職体験記 第2回は「遠方から面接に行く」です。
掲載は10/9(金)を予定しています。ぜひご覧ください。