2020.10.09
私の地方Uターン転職体験記 第2回「求人にエントリーして面接を受ける」 <愛知の転職コラム Vol.023>
前回のコラム 第1回「地方の求人案件を探す」では、
私自身が横浜から地元にUターン転職する際に、
どうやって求人案件を探したか、について振り返りました。
今回は、東京から地元の企業の選考に参加した際の経験を思い出しながら体験談をまとめてみます。
首都圏または遠方からUターン転職をお考えの際に参考にしていただければ幸いです。
あるエージェントの方との出会いをきっかけに、
非公開求人を紹介して頂き、即エントリーする事に決めました。
今まで自分の経験が活かせて面白そうな企業がやっと見つかりました。
実はこの企業は、前回コラムで書いた様に
「自分で直接人事に電話をかけた中の1社」でした。
その際は、「中途採用はしていません」と言われましたが、
エージェント経由で応募した事で面接に進むことができました。
これは後から知った事ですが、
このポジションは潜在的な採用ニーズだった為、一般募集はしていなかったそうです。
転職エージェントに相談することの意義を感じた出来事のひとつでした。
応募から2週間程度して、エージェントの方から電話がかかってきました。
エージェント:「欠員の募集じゃないから、可能性はあまり高くないかもしれないけど、
あなたに興味があるそうです。一度会ってみますか?」
自分:「是非お願いします」
面接日時の調整をして頂き、有休を取得し、翌週新幹線と在来線を乗り継いで地元に帰省。
私がUターン転職をした2010年当時は、
「一次面接からどんなに遠方であっても帰省して対面で行う」のが主流でした。
在職中の方で遠方だと、私のように丸1日有休を取得して帰省する必要があり、交通費もかかる。
複数社の応募は何度も有休をとって帰省することになるので、とても検討できませんでした。
しかし、コロナ前とコロナ後において
UターンやIターン転職をする際の、求職者側の移動における負担は格段に軽減されました。
一次面接をwebで実施するのがスタンダードとなった今なら、
半休、もしくは時間休取得で対応が可能です。
ですので併願で何社か応募して比較検討するという進め方もよいかもしれません。
Uターン転職のハードルは以前より下がっています。
UターンやIターンの面接で必ず聞かれることについてお話します。
Uターンの面接で必ず聞かれるのは、「なんで地元に戻ってきたいの?」
Iターンなら「なんでほかの県でなくこの県なの?」という質問。
私の場合は、親の介護でも、結婚でも無く、
「都会よりもやっぱり地元が好きだから」という単純な理由でした。
当時はもっと誰が聞いても納得できる様な正当な理由にしないといけないのではと思い、
理由を考えるのに四苦八苦した記憶が有ります。
今自分がエージェントとしてUターン、Iターン希望の方々のご支援をするようになって思うのは、
「戻りたい理由や移り住みたい理由は人それぞれ、無理に理由を作らなくても、そのままでOK」だという事。
価値観や人生のビジョンはみんな違うのに、1つの正解を探して当てに行く必要は有りません。
伝え方等に不安がある場合は、担当のコンサルタントに相談してみてもいいかもしれません。
次回、私の地方Uターン転職体験記 第3回は「入社準備と引越し、初出社」です。
掲載は11/20(金)を予定しています。ぜひご覧ください。
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