2024.08.30
東京一極集中の裏側 上京する〇人に1人が愛知県出身?!
こんにちは。リージョナルキャリア愛知のスタッフ、小林です。
愛知県には日本の3大都市である名古屋市があり、県外に出なくとも進学から就職まですべて県内で完結すると言われています。
一方で、先月発表の総務省の統計で、愛知県の人口は前年比0.25%減の747万7千人と、4年連続で減少しています。
トヨタ自動車をはじめとした製造業が多い愛知県は、労働者となり得る外国人人口は増加しているものの、日本人人口は減少しており、自然減を社会増で補えなかったようです。
今回は、東洋経済の「『東京一極集中』に貢献している道府県ランキング」という記事をふまえて、愛知県へのUターンの現状について考えてみます。
東京一極集中に貢献している道府県ランキング|愛知県は何位?
総務省の人口動態調査によると、人口が増加したのは東京都のみ。愛知県を含む、東京都以外のすべての道府県で人口減となっており、「東京一極集中」が明確化しています。
そして先日、東洋経済にて「『東京一極集中』に貢献している道府県ランキング」という興味深い記事を見つけました。
「東京都へはどこから人がやってくるのか」を探るために、社会増人口の移動前の住所地をランキングにまとめたもので、愛知県は2位。
1位の大阪府と2位の愛知県で全体の20%を占めており、東京に移動した人口の5人に1人が大阪府もしくは愛知県の出身者ということでした。
東京都で増加している人口はほとんど10~20代ということで、進学などで地元を離れて上京した若者がそのまま帰ってこない、という現状が浮彫りになっています。
大阪府や愛知県は、大阪・名古屋といった大都市圏をもち、周辺エリアからの流入で労働力は維持できているものの、県内出身の若者たちは流出してしまっている、という状況のようです。
なぜそのまま帰ってこないのか?この記事の筆者は、地方都市には「雇用改革の遅れ」があることを指摘しています。
長く愛知県の「雇用」に携わってきた弊社ですが、Uターン希望者の方からは、
- ・Uターン転職したら年収が下がりそう
- ・都内と比べてスケールの大きい仕事ができなさそう
- ・時代を先取りするような柔軟な働き方はできなさそう
- ・自分の職種・業界が愛知県にはなさそう
このような話をよく耳にします。
しかし、仕事のやりがいも年収も妥協せず、「暮らしたいところで思いきり働く」Uターン転職を実現した方々も数多くいらっしゃいます。
妥協しない「暮らしたいところで思いきり働く」Uターン転職支援
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また、リージョナルキャリア愛知を利用して転職を成功させた方へのインタビューコンテンツ「転職成功者インタビュー」では、転職のきっかけや転職活動の進め方、Uターン後の変化など、より詳細なエピソードをお話しいただいています。ぜひご覧ください。
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Uターン転職成功事例【愛知】名南共同エネルギー株式会社 | 倉敷洋平さん(33歳男性・経営管理/購買職) - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア愛知
愛知県の東京の一極集中への貢献度の高さは、ある意味将来的なUターン者数増加の可能性も無限大に秘めています。
愛知県の仕事・暮らしの魅力に関する情報発信はもちろん、「Uターンしない」という決断をしている人たちの「Uターンしない(できない)理由」に寄り添いながら、活力ある20~30代の方々に「愛知県へのUターン転職」を現実的な選択肢として提供できるよう、引き続き支援を続けていきます。
(名古屋駅|筆者撮影)
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